斃れた兵士が叫ぶ「天皇陛下万歳!」

平成30年10月12日(金)

コンピューターが治って、二通の時事通信を発信できた。
一通は、
我が国の北と南と西にある仮想敵国(現実敵国)X、Y、Zの
「民族の行動パターン」について(10月8日NO1454)
次の一通は、
畏れ多くも「今上陛下の御譲位」についてだ(10月11日NO1455)。

この二通信は共に、
即ち、戦後、マッカーサー率いる連合軍(主にアメリカ)の
WGIP(War Guilt Information Program)によって、
目隠しをされたように見えなくされた

「敵の実態」(NO1454、10月8日)と、
「我が国の本質、即ち、國體」(NO1455,10月11日)
について記したものである。

明治維新以後の我が国民は、
斯くなる我が本質(國體)の自覚の基に、
斯くなる行動パターンを持った民族との軋轢のなかで苦闘した。
しかも、
彼らX、Y、Zは、
本来の民俗学的行動パターンを以て、
コミンテルン国際共産主義運動)のイデオロギー実現のために、
あらゆる残虐行為と策謀と虚偽宣伝と騙討ちと暴力と無秩序を正当化して
己の勢力拡大のために、
我が国の打倒と滅亡を目指したのだ。
それは、
我が国から天皇を排除して崩壊させるというコミンテルン指令の実現だ。
従って、我が国は、
当時の欧米列強に先んじて、
コミンテルンの危険な本質を見抜き、
ユーラシア東部における
コミンテルンによる共産主義勢力の拡張を阻止しようとした。
それが、ソビエトの傀儡であるモンゴル人民共和国に対抗する
満州国建設の真実なのだ。

以上、
鈴木荘一著「満州建国の真実、軍事の天才石原莞爾の野望と挫折」
  同氏著「日中戦争スターリンが仕組んだ」、
ともに勉誠出版、必読。

このように、
X、Y、Zの民族の行動パターン、
つまり、ロシア、シナ、朝鮮の行動パターンを見てゆけば
明治維新以来の我が国の苦闘の本質、
即ち、何を護ろうとしたのかが明らかになるし、
我が国の國體の尊さが身にしみて分かれば、
戦った日本人一人一人の痛切な思いの真実が分かる。

それ故、
先に、「日本人が日本人である限り日本人は特攻隊員になる」(NO1452、9月7日)
という通信を発信した。

そこで、以前にも書いたと思うが、
改めて、
戦場で斃れる日本軍兵士が最後に叫んだ、
天皇陛下万歳!」と、
出撃する「特攻隊員の願い」
について記しておきたい。
これらは、すべて、
我が国の本質、我が国の國體から湧き上がる。
その湧き上がる思いとは、
身内のために、家族のために、という思いだ。
我が国の國體とは、
天皇と我らすべての日本人が家族、
というものであるからだ。

母は、子のために身の犠牲をいとわない。
父は、兄や弟は、外敵と家族を護るために戦う。
そのために自分が死んでも、
家族がおれば、自分は家族のなかに生き続ける。
若い特攻隊員の痛切な思いはこれだ!
これが、
人間の自然の情と行動ならば、
日本人は、
家族という単位を越えて
激動に遭遇した国家と民族の存亡のために、
いとも簡単に、
家族を護る自然の行動をとることができる。
なぜなら、
天皇と我らすべての日本人は家族だからだ!

それは、今も変わらない。
東日本大震災で、多くの人が、
津波に向かって走ってゆく警察官を見ている。
これを、無謀と誰が言うか、
彼は、身を捨てて取り残された人を救おうとしたのだ。
戦場で斃れた兵士にとって、
妻への思い、子への思い、両親への思い、
これら人間愛の全てを一瞬にして顕す言葉、
それが、「天皇陛下万歳!」だった!
何故なら、
天皇と我ら全ての日本人は家族だからである。

私の少年時代、戦争経験者が多くいた。
彼らの中に、戦友は、最後に
天皇陛下万歳」と叫んだという人が多くいた。
その中で、皮肉っぽく、
いや違う兵隊は最後に「お母ちゃん」と叫ぶという人もいた。
「お母ちゃん」が、本当のように思えた。
しかし、それは、
後方の病院で闘病の末に事切れる時のことが多かった。
その様子を間近に経験した人は、
皮肉っぽく「天皇陛下万歳」など言うものか、「お母ちゃんだよ」と言った。
しかし、そういう人は後方にいて、
現実の戦場を経験した人ではなかったように思う。
現実の戦場にいて横の戦友が斃れて事切れる最後に言った言葉を聞いた人は、
皆、兵士の最後の言葉は、
天皇陛下万歳!」
だと私に言った。
少年の私は、
天皇陛下万歳!」
と叫んで戦場に斃れてゆく兵士の尊さを思った。
自分も、その状況になれば、「天皇陛下万歳!」と叫ぶと思った。
そして、今も、そう思って生きてきている。

 

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