掲揚される国旗は縦2・8メートル横4・2メートル。

十月十日午前11時、抜けるような青い空のもと、
堺市にある仁徳天皇御陵の正面礼拝所の西側において、
新しく造られた国旗掲揚台に
国旗「日の丸」を初めて掲揚する式典が行われた。
掲揚台に立つポールは高さ15メートル、
掲揚される国旗は縦2・8メートル横4・2メートル。
まさに、
伊勢神宮に翻る国旗「日の丸」と同じ規模で、
世界一の規模をもつ前方後円墳
仁徳天皇御陵の礼拝所横に立つにふさわしい大きさだ。

国旗「日の丸」は、午前11時15分、
御陵の南8キロの信太山に駐屯する
陸上自衛隊第37歩兵連隊の喇叭手による
国歌「君が代」の吹奏とともに掲揚された。

この新しい国旗掲揚台は、
以前からあった古い掲揚台のポールが低く松の木に覆われるようになったので
令和元年を期して新調されたもので、
この建設は御陵の東に接する百舌鳥町の篤志家が実施し、
その新掲揚台設置を推進して実現したのは、
同じく百舌鳥に生まれ育った池尻秀樹堺市会議員である。
そもそも、
御陵の前の掲揚台に、
「日の丸」が掲げられずに長年打ち過ぎていたところ、
この「戦後的惰性」を打ち破って、
御陵の前に、毎日「日の丸」を掲揚するようにしたのが
池尻秀樹議員である。
また、社民・共産の左翼に迎合して、
堺市当局までも、
仁徳天皇御陵を
天皇御陵」と呼ばず
根本の「天皇」を外して「仁徳陵古墳」と記し、
さらに、
御陵の発掘を狙う国籍不明の考古学者や左翼は、
天皇の存在」を捨象するために、
仁徳天皇御陵を、
ことさら「大山古墳」と呼んで、
天皇の御陵ではないという意識操作を繰り返している中で、
池尻秀樹市議会議員は、
敢然と、堺市当局に、腕力を背景にした言論によって、
仁徳天皇御陵を
仁徳天皇御陵」
と呼び、かつ、文書に記すようにさせたのだ。

弟子の子路から、
「政(まつりごと)を為さば、先生、まず何をか先にせんか」と問われ、
孔子
「必ずや、名を正さん乎」と答えた。
池尻秀樹は、
仁徳天皇御陵」の名を正した。
よって、
池尻秀樹は、
日本一の市会議員である。

式では、池尻秀樹議員が
仁徳天皇御陵の堀を二つ超えたところにある
墳丘直前の鳥居に進み、
我らは堀の手前に立って、
仁徳天皇に礼拝した。
そして、掲揚台前に集まり、
まず池尻議員が挨拶した。
彼は、掲揚台設置に至る経緯を述べ、
最後に、
ここに翻る「日の丸」を護るために命を懸けると言った。
次に、
来賓として挨拶に立った私は、
仁徳天皇御陵が世界文化遺産になったと喜んでいるが、
ここに伊勢神宮と同じ「日の丸」が掲げられた意義、
それは、仁徳天皇こそが、
フランス人権宣言に先駆けること千五百年前に
「人民は国のためにあるのではなく、
国が人民のためにある」
という世界政治思想史上最初の宣言をした
我が国の天皇であることを自覚することだと述べた。
さらに、消費税率が引き上げられたが、
民のかまどから煙が昇らないのを憂いて、
三年間課税を停止された
仁徳天皇の御陵をいただく我ら堺市民は、
仁徳天皇のお志を尊重し、
税率引き上げに反対するとの市長声明でも出せ、と言った。
そして、最後に、
池尻は命を懸けてこの「日の丸」を護ると言ったが、
不逞な奴ばらが「日の丸」を辱めようと押し寄せた場合、
あいつは日本刀を持って走ってくるだろう、
その時、俺らも日本刀を握ってここに駆け付け、
池尻と一緒にこの「日の丸」を守ろうと言った。
そのうえで、別れる前に池尻らに言った。
次は、東側に
旭日旗
を掲揚するポールを立てよう、と。

さて、最後に、
「名を正す」という大切なことに関して
さらに言っておきたい。
発掘を狙う考古学者や左翼は、
まだ、仁徳天皇御陵を
「大山古墳」と呼んでおることを忘れてはだめだ。
そして、こんな奴らに、断じて発掘などさせてはならん。
ではNHKは、
仁徳天皇御陵と言わずに、何と呼んでいるのか。
宮内庁仁徳天皇の御陵として管理している古墳」

仁徳天皇の御陵として管理している」
のではなく、
仁徳天皇の御陵だから管理している」のだろうが。
NHKの言い方は、
国籍不明の考古学者達に迎合し、
仁徳天皇の墓かどうか科学的に分かっていない」
という天皇否定思想に紙一重に近づいた
悪知恵に長けた巧妙なる言い回しなのだ。
この宮内庁の長官は、
来る我が国最深の神事である大嘗祭の、
悠紀殿(ゆきでん)と主基殿(すきでん)の建設にあたり、
古来からの伝統を顧みず、板葺きにしようとしている。
かつて、この宮内庁は、
美智子上皇后陛下の御生家である
あの気品ある懐かしい正田邸の解体を主導した。
これ、未だ小生の腹の中に、煮えくり返る怒りとして存在する。

この思いを残して本日を迎えたところ、
昨年12月12日に靖国神社に侵入して我が国の英霊糾弾の所業を繰り返した
二人の中国人に有罪の判決が出た旨の報道に接した。
マスコミにおけるその被告人の呼び方は
中国籍の郭紹傑55歳、中国籍の厳敏華27歳」となっている。
なんじゃ、この呼び方は、
中国籍」ではなく「中国人」ではないか。
我が国のマスコミは、中国人、韓国人、朝鮮人に関して、
中国籍韓国籍朝鮮籍という呼び方をする。
何んでだ。
諸兄姉、これも巧妙なマスコミの忖度だ。
そういえば、GHQの検閲事項では、
「中国人への批判」と「朝鮮人への批判」は禁止されていた。
驚くべきことに、これが未だに、
マスコミの、この奇妙な呼び方を誘発しているのだろう。
とはいえ、
俺を「日本籍の西村眞悟」と呼べば、俺は怒るぞ。

 

 

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