2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

日本は、『一神教の世紀』を克服して『多神教の世紀』を創造する

令和1年10月29日(火) この度、吉田松陰先生が斬首された十月二十七日の前日である二十六日に小野市の「日本神話の会」の萩への研修旅行に同行して、萩の藩校「明倫館」で明治維新を語れとの要請を受け、また、同時に、「伝統と革新」誌から「アジアの危機…

誤ったシビリアン・コントロールによる自衛隊運用から脱却する時。

令和1年10月18日(金) この度の、東日本に対する台風十九号の襲来に関して、些細なことに見えるが、断じて看過してはならない戦後特有の官庁責任者のマインドに巣くう致命的欠陥を指摘しておく。その欠陥は、十月十三日、午前七時、神奈川県北西端の人口一…

掲揚される国旗は縦2・8メートル横4・2メートル。

十月十日午前11時、抜けるような青い空のもと、堺市にある仁徳天皇御陵の正面礼拝所の西側において、新しく造られた国旗掲揚台に国旗「日の丸」を初めて掲揚する式典が行われた。掲揚台に立つポールは高さ15メートル、掲揚される国旗は縦2・8メートル…

正道を踏む

十月一日、北京の天安門広場に、世界に見せつけるが如く、最新鋭の大陸間弾道ミサイル群を延々と行進させて、その上で、「如何なる勢力も、中国人民と中華民族の前進を阻止することはできない!」と演説している習近平主席の姿を観た。これを私は侵略者の恫…

台湾に生まれた日本人は、今も日本人だ!

令和1年10月5日(土) 台湾に生まれた日本人は、北海道に生まれた日本人や東京や大阪に生まれた日本人とともに、今も日本人だ。北方の択捉島や国後島の日本人が、ソ連の同島侵攻と占領とともに、ロシア人になるわけがない。同様に、台湾の日本人が、蒋介石の…

昭和を甦らせる書碑『霧に消えゆく昭和と戦中派』桜井修著(春吉書房)を是非読まれたし。

令和1年10月4日(金) これから、一冊の小さな本を、諸兄姉が手に取り読んで戴くことを願い、この本と、この本を読んで僕が思い出した懐かしい情景を書きたい。僕の世代、そして、諸兄姉においても、この本は、著者が語る回想を通じて、消えつつある昭和の情…

敵国ブレジネフ・プーチンのロシアと愛すべきロシア人と文学

令和1年10月2日(水) 前号の時事通信「人類二千年の歴史の中に位置づけられる大東亜戦争の意義」では、ロシアに付いて書いていないので、ここで書いておきたい。前号で、フランスの政治思想学者であるアレクシス・トクビルが「異なる地点から出発して共通の…

人類二千年の歴史の中に位置づけられる大東亜戦争の意義

令和1年10月1日(火) 十六世紀半ばに、我が国は初めて西欧のスペイン・ポルトガルと出会った。しかし我が国は、それから四十年後にバテレン追放令を発し(1587年)、さらに五十一年後に鎖国を実施して西欧と断絶する(1638年)。その我が国が初めて…