2017-01-01から1年間の記事一覧

迫る有事、即ち、九条と九十六条の罠からの脱出

平成29年12月27日(水) 激動の新年を迎えるにあたり、やはり、その「未知の激動」に対処する「着想」、そして「決断」、「覚悟」を述べておきたい。二十六日と二十七日、新聞で防衛省が、護衛艦「いずも」をF35B戦闘機を離着陸させる「空母」に改修する旨…

習近平の一帯一路のこと、など

平成29年12月21日(木) 十二月も二十日を過ぎた年末にあたり、各ポイントを、思いつくまま箇条書的に記しておきたい。(一)中共、習近平の「一帯一路」は侵略戦略これを、「経済圏構想」と思ってはならない。これは、「侵略戦略」である。我が国は、海洋国…

明治への回帰!これが戦後体制からの脱却だ

平成29年12月20日(水) 慶応三年(一八六七年)の、徳川慶喜による、源頼朝が創建した鎌倉幕府以来継承されてきた武家の統治権力を朝廷に戻す大政奉還と、それに続く、神武天皇の創業の基(はじめ)に立ち帰らんと宣言する天皇の王政復古の大号令によって、…

「仁徳天皇陵が我らに伝える尊いもの」

平成29年12月18日(月) 明治維新百五十年にあたり、我が郷里の堺では、仁徳天皇の御陵を初めとする古墳群の、世界遺産登録に期待がふくらんでいる。その期待の内容は、ほとんどが観光客の増加による収入増加である。地元大阪の知事などは、どういう頭をして…

帰天されたるみ子さんの母増元信子さんに

平成29年12月15日(金) 十二月十二日午前六時、北朝鮮に拉致された増元るみ子さんの母増元信子さんが死去された。十五年前に、ご主人の増元正一さんが、娘のるみ子さんに会えないまま、「日本を信じろ」と子供達に言いのこして帰天され、今また、母親の信子…

日本は、痛恨の思いを以て覚悟を決める

平成29年12月13日(水) 大陸上空に寒気団があるこの季節、沿海州からの寒風が日本海を南下して右旋回するように我が国の日本海沿岸地域に吹き付ける。その寒風にのって、北朝鮮の木造船が相次いで我が国に漂着している。その漂着船は、生きている人間を乗せ…

今こそ、FDRの「正史」を断固、修正するべし

平成29年12月8日(金) 本日、十二月八日の大東亜戦争開始の日に、歴史を修正する勇気を!と、強く訴える。我が国政治は、歴史修正主義者というレッテルを貼られてアメリカなどから非難されることを恐れて、鳴りをひそめて、十二月八日を過ごし、ただ八月十…

大東亜戦争顕彰・・・今こそ、尖閣が危ない

平成29年12月6日(水) 昨日の小春日和の日曜日、大阪城を見渡す「国民会館」で、「大東亜戦争顕彰講演会」が開会された。この講演会は、大和心のつどひ代表の吉村伊平さんの主催で例年行われ、冒頭に、昭和天皇が、昭和十六年十二月八日に発せられた「米国…

ある自衛隊の知られざる沈黙の行動

平成29年11月25日(土) 先の時事通信で、一九七七年(昭和五十二年)九月と十一月の、北朝鮮による能登半島からの三鷹市ガードマンの久米裕さんと新潟からの十三歳の横田めぐみさんの拉致に関し、まさにその時、我が国政府(福田赳夫内閣)は、その二人の失…

憲法無効と国軍の創設と西郷南洲

平成29年11月23日(木) この度、十七日に茨城県の日立、十九日に愛媛県の松山を訪れて、我が国に迫る国家存亡に関わる懸案問題と、それを克服する為の戦略論としての日本国憲法無効論の話をさせていただいた。その中間の十八日は、滋賀県の琵琶湖畔で中学高…

皇統継承は、退位ではなく譲位だ!

平成29年11月22日(水) 今上陛下から皇太子殿下への皇位の継承とは、皇統の継承つまり皇統連綿のことであり、即ち、これは、「皇嗣即チ践祚シ祖宗ノ神器ヲ承ク」(真の皇室典範)ことである。よって、「退位」ではなく「譲位」と呼ばねばならぬ。しかるに、…

今こそ、脱亜論の実践期

平成29年11月16日(木) この度のアメリカのトランプ大統領の東アジア歴訪は、まず、日本を訪問して、次に韓国に行き、その次に中共に至ったが、これは、アメリカ大統領が、全く違う二つの文明圏、即ち、「日本」と「中華秩序の朝鮮と支那」を数日で歴訪した…

断固軍事作戦を支持し、中韓の話し合い路線に嵌まるな

平成29年11月11日(土) トランプ大統領の、日本から韓国そして中共への歴訪で確認できたのは、この三ヶ国の中で、大陸間核弾道ミサイル保有寸前の北朝鮮へのアメリカの武力行使のオプションを容認しているのは我が国だけだということだ。その武力行使の目的…

「トランプ大統領の歴訪ルートから感じること」

平成29年11月6日(月) 来日しているアメリカのトランプ大統領の歴訪ルートは、日本から韓国、次に中共からベトナム、そしてフィリピンだ。つまり、東アジアの、北の海洋から、朝鮮半島に入り、大陸を北から南に打通して、再び南の海洋に抜ける。その海洋に…

「安倍総理大臣、切にお願いする、靖国神社に参拝されたい」

平成29年11月2日(木) 十月二十二日、本通信No1372号「安倍総理は靖国神社に参拝して内なる国難を克服せよ」を送信した。この送信内容は、私が、総選挙最終日の二十一日の夕刻、東京数寄屋橋の雨の街頭で、総理大臣は、この選挙を、国難突破の為の総選…

大日本帝国憲法は今も生きている

平成29年10月31日(火) この度の総選挙において、小池百合子さんが、憲法改正か護憲かで、主に民進党から「希望の党」へなだれ込もうとした議員達を「選別」し、護憲を「排除」したことが非難され、小池さん本人も不適切な言葉を使ったとして謝った。しかし…

左翼を選別し排除した小池百合子さんを賞める

平成29年10月30日(月) 先に10月3日、本通信で、「小池百合子という現象」に関して書いた(No1367)。それ故、10月30日の今は、もう既に「あれはなんだったのか」と回顧するところまで時は急に進んだとはいえ、「小池百合子という現象」について…

明治百五十年にあたり、明治の如く正々堂々と国難突破に奮い立とう!

平成29年10月25日(水) 慶応四年・西暦一八六八年から平成三十年・西暦二〇一八年まで百五十年だ。即ち、明治維新から百五十年が経過した。そこで、この百五十年間を長いとか短いとか回顧するだけではなく、太古と明治維新と現在との連続性、つまり、戦前と…

安倍総理、祝国難突破の実践期突入!

平成29年10月23日(月) 北朝鮮の核ミサイルの脅威に直面して、九月二十五日、衆議院を解散する決断を表明するに当たり、安倍総理は、この国難とも呼ぶべき問題を、私は全身全霊を傾けて突破してゆく、と言い切った。そして、十月二十二日、国民は安倍総理の…

総理大臣は靖国に参拝して内なる国難を克服せよ

平成29年10月22日(日) 二十一日は、総選挙の最終日。午前中は、雨の中で、堺市南部(大阪第17区)の田園、辻之、うぐいす谷地区を約二時間、候補者と共に、選挙用語で「桃太郎」(歩いて支援を訴える)をした。我が国を取り巻く内外の情勢は、まことに厳…

さらに総選挙の原点を点検する

平成29年10月17日(火) 安倍総理は、九月二十五日夕刻、記者会見して次の通り言った。 北朝鮮の脅威に対し、 国民の命と平和な暮らしを守り抜く。 この国難とも呼ぶべき問題を 私は全身全霊を傾けて突破してゆく。これが、この度の総選挙の起点である。では…

「さらに国難突破の大義を語り尽くせ」

平成29年10月15日(日) 総選挙の後半に入り、何度でも言う。国難克服を語り尽くせ、と!日本を信じ、日本国民を信じて、国難を語れ、と。そもそもこの総選挙の基点は、九月十九日と二十日の、ニューヨークの国連におけるトランプアメリカ大統領と安倍内閣総…

二十五年目ぶりの朝、総選挙を斬る

平成29年10月11日(水) まず、本日の感慨を述べさせていただきたい。衆議院総選挙公示日に立候補せずに朝を迎えたのは、この二十五年間で初めてだ。「利」を求めて走るネズミの群れを眺めてから迎えるこの朝、仁徳天皇御陵に参って、皇国の弥栄と天皇皇后両…

今こそ総選挙の大義を語る秋

平成29年10月7日(土) この度の総選挙で各党は何を訴えるているのか。共産党や民進党から流れ出た立憲民主党とかいうのや社民は、訴えを聞かなくとも、彼らの面を見れば分かる。反安保、護憲、地方分権だ。そして昨日、小池百合子氏率いる「希望の党」の政…

安倍政権の歴史的使命と小池百合子という現象

平成29年10月3日(火) 『月刊日本』誌より依頼されて書いた一文を次の通り掲載いたします。ご一読いただければ幸甚です。 記 本誌(月刊日本)から、安倍政権の五年間の総括と小池百合子の特集をするに当たり、私に小池百合子という人物(以下、敬称を省き…

あっぱれなり、国難突破解散

平成29年9月26日(火) 安倍総理は、二十五日、国難突破!のため、二十八日に衆議院を解散し、十月二十二日投票の衆議院総選挙を実施することを表明した。さすがである!まことに厳しい現在の我が国を取り巻く内外の情勢を見渡せば、それは、まさに「国難」…

義を明らかにして私を計らず

平成29年9月25日(月) この度の、堺市堺区の大阪府議会補欠選挙に立候補した息子、西村日加留に対して頂いたご支援に、心より感謝し、お礼申し上げます。まことに、ありがとうございます。そして、この諸兄姉のご支援は、これからも、日加留の志をさらに育…

時代はレンジャーを必要としている

平成29年9月21日(木) 日米首脳の連携は見事である。アメリカのトランプ大統領は、十九日、国連総会で演説を行い、核ミサイル開発を続け、威嚇的にミサイルを発射する北朝鮮に対して、「完全破壊」の警告を発するとともに、北朝鮮に十三歳の時に拉致された…

国防は最大の福祉

平成29年9月19日(火) 数日前に、産経新聞朝刊が最初に一面大見出しで、「衆議院解散」を報じたとき、あれ、何を考えているのか、と、一瞬、解散権を持つ安倍総理の頭の中のことを思ったが、その後、得心した。何故なら、我が国を取り巻く、まことに厳しい…

軍人の視点からの判断

平成29年9月13日(水) 昨日、「安保理決議は軍事力行使の手段である」と題する時事通信を発信してから、夕方に、大阪で元航空支援集団司令官で空将の織田邦男閣下の話を聞く機会があった。私は、昨日の時事通信で、アメリカのトランプ大統領は、明確に軍事…